線形代数 行列と階数 admin 2024年1月10日 A を階数が1の n次正方行列とする。このとき、零ベクトルではない n次の列ベクトル a→ と b→ が存在し A=a→Tb→ と表せることを示せ。 A の階数が 1 であるので、行列の列基本変形により、0→ でない A の列ベクトル a→ が存在して、他の列は a→ のスカラー倍となる。A の第 i 列が a→ の bi 倍として b→=(b1b2⋮bn) とすると A=(b1a→,b2a→,⋯,bna→)=a→Tb→ と表すことができて、題意が示された。 大学数学 数学 線形代数